中編4作!「フィッシュストーリー」の紹介と読んだ感想

おはようからこんばんは!オモナガです。

この記事では、伊坂幸太郎さんの2009年2月に

発行された「フィッシュストーリー」の紹介と、

読んでみた感想や評価をなるべくネタバレしない範囲で

書いていきたいと思います。この小説は「動物エンジン」

「サクリファイス」「フィッシュストーリー」

「ポテチ」の中編4作の内容になっています!

一度読んでみたいと思って頂けたら幸いです(´∀`)

作家の伊坂幸太郎さんについて

1971年千葉県生まれで、東北大学法学部卒業。

2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デビュー。

2004年に『アヒルと鴨のコインロッカー』で吉川英治文学新人賞を受賞。

同年『死神の精度』で日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。

2008年『ゴールデンスランバー』で本屋大賞山本周五郎賞を受賞。

主な登場人物の紹介

「動物エンジン」の主な登場人物

主人公

電車に揺られながら、河原崎を夜の動物園に誘った出来事を思い出す。

河原崎

主人公の先輩。5歳年上だが、留年や浪人の関係で付き合いが長い。

奥田

主人公と同じ大学出身の同級生。動物園職員で働いている。

性格は真面目で几帳面。

永沢

動物園の元職員で奥田の先輩。動物が大好きで、

動物園にいると動物たちが活気づく。

「サクリファイス」の主な登場人物

黒澤

本業が空き巣で、副業は探偵をしている。

依頼で山田という男を捜しに小暮村へ向かう。

柿本

小暮村の彫刻家。黒澤が最初に会った村人。

盤陽一郎

小暮村の村長。村人の周造と仲が悪いらしい。

周造

小暮村の大工。村人が頼めば何でもやってくれる親切な性格。

「フィッシュストーリー」の主な登場人物

雅史

独身で27歳過ぎたあたりから周りが結婚し始めて焦っている。

ほんの少し正義感が強い。

瀬川

親から正義の味方として育てられた教師。

繁樹

売れないロックバンドのリーダー。

メンバーたちと最後のレコーディングに臨む。

岡崎

繁樹たちアマチュアバンドをプロデビューさせたマネージャー。

威勢がよくて人情にもろい。

橘麻美

ネットワークの専門家。特にセキュリティに強い。

「ポテチ」の主な登場人物

今村忠司

本業は空き巣。プロ野球選手の尾崎の大ファン。

大西若葉

今村の彼女。今村とは衝撃的な出会い方をして同棲している。

黒澤

「サクリファイス」と同一人物。今村の泥棒の先輩にあたる。

尾崎

プロ野球選手で補欠。

あらすじ

「動物園エンジン」のあらすじ

私は地下鉄に乗っていた。向かいに座っていた学生たちの

声が響いた「マツダのロータリーエンジンがさ」

と茶髪の男性が言った。その瞬間、10年前の出来事を思い出した。

「エンジン」という単語であの日の事を思い出す。

大学時代の先輩、河原崎と同級生の奥田と共に、

夜の動物園を回っていた出来事のお話。

「サクリファイス」のあらすじ

黒澤は副業の依頼で山田という男を捜していた。

本業で使う技術を使って山田の自宅へ忍び込んだところ、

パソコンを発見してネット履歴で小暮村を検索した事が

分かった!手掛かりを探すために黒澤は小暮村へ向かうのだが…

「フィッシュストーリー」のあらすじ

「いい曲なんだよ、届けよ、誰かに」

売れないロックバンドが、最後に一発録りで

レコーディングした「フィッシュストーリー」が

先の未来に繋がって世界を救うストーリー!

「ポテチ」のあらすじ

プロ野球選手の尾崎の家で空き巣をしていた。

そこへ、家の電話から留守電がかかってきた。

「おじさん?あいつから呼び出されたんだけど…」

それは家主に助けを求める女の声だった!

空き巣をしていた最中にも関わらず、助けに向かう事に決めた今村。

話が進んで行く内に、尾崎と今村の意外な関係が明らかに!

感想

「動物エンジン」

永沢と動物園を中心に物語が進んでいく印象でした。

「動物エンジン」の感想として、正確には、

永沢が主人公たちにある疑いをかけられてしまうのですが、

その時の河原崎のデタラメな推理が面白と思いました(笑)

短い作品だけど、ギュッと詰まってるような作品でしたね!

「サクリファイス」

主役の黒澤さんが、イケメンの空き巣兼業探偵など魅力的な

設定でした(^^)しかし、淡々と話す感じが少し面白み

に欠ける印象があったな?と私は思いましたね。

小暮村の話では、村の掟を使った巧妙なビジネスが

驚きでした。そのビジネスを成立させるためにある

2人が関わるのですが、この2人だからこそ出来る

のかな?という強い友情を感じました!

「フィッシュストーリー」

1枚の曲がきっかけで、何十年後の未来で世界が

救われるスケールの大きい物語ですね!

「フィッシュストーリー」の感想ですが、

全ての話で、この曲と歌詞の元となった本が

関係してくるのですが、上手く繋がって

疾走感のある展開になって読み応えがありました!

「ポテチ」

今村と尾崎の関係が明らかになっていく物語です。

「ポテチ」の感想ですが、中盤で、

今村は大西にポテチのコンソメと塩味を

渡し間違えてしまう場面があるのですが、今村が

何故か泣いてしまうんですね。この泣いてしまう

意味が後々わかるので、個人的には感動しました!

「サクリファイス」の黒澤さんがわき役で出てきたのも

驚きましたね!空き巣の先輩後輩みたいな感じで

空き巣業界って感じでおかしく思いましたが(笑)

評価

「フィッシュストーリー」を読んだ私の評価は

独自の項目で★★★★★満点で書いて行きたいと思います。

「ストーリーのボリューム」★★★★★

「永沢の動物愛」★★★★☆

「黒澤のかっこよさ」★★★★☆

「フィッシュストーリーの面白さ」★★★★☆

です!それぞれ説明していきます。

「ストーリーのボリューム」

「ストーリーのボリューム」に★★★★★です。

この本では、タイトルの「フィッシュストーリー」

以外にも「動物エンジン」「サクリファイス」「ポテチ」

の中編4作が書かれていました。私的には1冊で4作

なので、お得感を感じましたね!お気に入りの話は、

永沢さんが衝撃的だった「動物エンジン」です(笑)

「永沢の動物愛」

「永沢の動物愛」に★★★★☆です。

「動物エンジン」に出て来る人物ですね!

シンリンオオカミを一頭逃してしまった責任を

負って永沢さんは自主退職してしまうのですが、

職員をやめても動物園にいるあたり、相当な

動物愛ですよね(笑)個人的には、一途な

人はカッコイイって感じますね(^^)/

「黒澤のかっこよさ」

「黒澤のかっこよさ」に★★★★☆です。

「ポテチ」「サクリファイス」に登場しました。

空き巣兼探偵をやっている黒澤です。

空き巣のやり方にもこだわりを持っていて、

見つけても全て盗んだりしないそうです。

盗みは悪いけど、紳士だなって個人的には思って

しまいました(笑)他にも、「ポテチ」では

その探偵力を発揮して尾崎の住所を今村に

提供しています。何でもできるイメージで

かっこよすぎです(笑)

「フィッシュストーリーの面白さ」

「フィッシュストーリーの面白さ」に★★★★☆です。

フィッシュストーリーに登場するバンドメンバーが

最後のレコーディングをしていた場面です。

ボーカルが急に歌うのをやめたと思ったら

熱い思いを叫ぶんですね!そこが印象的で

個人的にはグッと来ました!

まとめ

私が読んだ「フィッシュストーリ」まとめ

  • 作家の伊坂幸太郎さんについて
  • 主な登場人物を4作に分けて紹介
  • あらすじを4作にわけて紹介
  • 感想
  • 評価
  • まとめ

余談ですが、2009年3月に「フィッシュストーリー」は

映画化されていて、少し設定も違う部分がある

のですが、本も映画も面白さは同じくらい

良いものだと感じます!

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