おはようからこんばんは!オモナガです。
この記事では、2006年7月1日に新潮文庫から
発行された「重力ピエロ」の紹介と読んでみた
感想や評価を、なるべくネタバレしない範囲で伝えて
いきたいと思います!よろしくどうぞ(^^)/
作家の伊坂幸太郎さんについて
1971年千葉県生まれで、東北大学法学部卒業。
2000年『オーデュポンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デビュー。
2004年に『アヒルと鴨のコインロッカー』で吉川英治文学新人賞を受賞。
同年『死神の精度』で日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。
2008年『ゴールデンスランバー』で本屋大賞と山本周五郎賞を受賞。
主な登場人物の紹介
泉水(いずみ)
春の2歳年上の兄貴で本作の主人公。
遺伝子関係の仕事をしている。春とは半分血が繋がっていない。
春
絵が上手で整った顔立ちをしている。異性にモテるがあまり興味がない。
高校卒業後、壁の落書き(グラフィティアート)を消す仕事を始める。
父
元一般的な公務員。
胃がんが見つかって入院をしている。
母
元ファッションモデル。
若くして病気で亡くなった。
黒澤
泥棒兼探偵をしている。
泉水から捜査の依頼を頼まれる事になる。
夏子
春の同級生。春に一方的な片想いをして、
一時期はストーカーをしていた。
あらすじ
兄は泉水、二つ年下の弟は春、公務員で働く優しい父、
モデルをやっていた美しい母。この4人家族には、
過去に悲しい出来事があった。その苦しい記憶を抱えて
兄弟が大人になった頃に事件が始まった。連続放火と、
火事と関連がありそうなグラフィティアートが描かれ始めた。
そして、このグラフィティアートと遺伝子のルールは奇妙にリンクした!
この謎を知るために乗り出した兄の泉水が遂に直面する真実とは!?
感想
過去の悲しい出来事は春に大きく関わっているのですが、
序盤からその話が出てきたのは、個人的には
驚きました!大きい秘密って中盤とか終盤に分かる
パターンが多い気がしたんですよね。しかし、
放火とグラフィティアートの関連性はなかなか
掴めなかったので、最後にいくつもの謎が解けて
1つに繋がる感じでした!面白く読めました(´∀`)
評価
「重力ピエロ」を読んだ私の評価は、
独自の項目で★★★★★満点で書いて行きたいと思います。
「家族の絆」★★★★★
「夏子の魅力」★★★★☆
「グラフィティアート」★★★★☆
です!それぞれ説明していきます。
「家族の絆」
「家族の絆」に★★★★★です。
家族の子供の頃の話では、苦い経験をしながらも
家族としてまとまっている様子がわかって、
個人的には強い絆だと感じました。特に個性的ではない
父親の発言が一々かっこよかったですね(笑)
「夏子の魅力」
「夏子の魅力」に★★★★☆です。
出番が以外と多いヒロイン的なストーカー
だと個人的には感じました(笑)一時、泉水家族とは
距離を置いていたのですが、衝撃的な形で登場するんですね!
すごい印象的な人物でした(^^)
「グラフィティアート」
「グラフィティアート」に★★★★☆です。
グラフィティアートとは壁とかに描かれた落書き
みたいなものですね。本作のグラフィティアートには、
重要な言葉が散りばめられているので、文字を覚えておくと
先に謎が解けるかもしれない!と個人的には感じました!
因みに、私は最後までわからなくて、最後は衝撃でした(笑)
まとめ
私が読んだ「重力ピエロ」まとめ
- 作家の伊坂幸太郎さんについて
- 主な登場人物の紹介
- あらすじ
- 感想
- 評価
- まとめ
「重力ピエロ」は2009年5月に映画化
されてるんですね!春役が岡田将生君だったのは
印象的に近いと感じました!映画も面白いので、
興味を持って頂けたら幸いです(^^)/